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  <title type="text">踵をふりあげて歩け</title>
  <subtitle type="html">読書家に成りたい。</subtitle>
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  <updated>2008-03-22T21:53:47+09:00</updated>
  <author><name>zuzu</name></author>
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    <published>2010-12-30T00:00:00+09:00</published> 
    <updated>2010-12-30T00:00:00+09:00</updated> 
    <category term="ABOUT" label="ABOUT" />
    <title>ABOUT</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ここはzuzuによる　よろずテキストブログサイトです。<br />
<br />
・オリジ小説・戯曲<br />
・本感想<br />
・ＳＳ（コナン，シャーマンキング）<br />
<br />
というぐちゃぐちゃな構成でお届けします。<br />
<br />
<br />
原作者様とは一切関係ありません。<br />
無断転記はやめませう。<br />
<br />
<br />
連絡：&rArr;　<a href="mailto:zuzu_neiro@hotmai.co.jp">zuzu_neiro☆hotmai.co.jp</a>　　（☆&rarr;@)]]> 
    </content>
    <author>
            <name>zuzu</name>
        </author>
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    <id>hallelujha.blog.shinobi.jp://entry/22</id>
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    <published>2010-09-22T22:57:52+09:00</published> 
    <updated>2010-09-22T22:57:52+09:00</updated> 
    <category term="未選択" label="未選択" />
    <title>移転します。</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ボクの普通の日記に統合いたします。<br />
<br />
<br />
まあ、統合するだけなので特に何も変わらないと思いますけどね！<br />
▼<br />
<br />
<a href="http://irony.syoyu.net/">アイロニー</a><br />
<br />
<br />
<br />
＞でりばりageへのコメ・TB<br />
<br />
ありがとうございました。TBみさせていただきました。<br />
凄く嬉しいです。これからも、是非。<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>zuzu</name>
        </author>
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    <published>2008-10-13T19:08:39+09:00</published> 
    <updated>2008-10-13T19:08:39+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>対岸の彼女</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<div class="amazon-item-box" style="border-right: #999 1px solid; padding-right: 0px; border-top: #999 1px solid; display: block; padding-left: 0px; padding-bottom: 0px; margin: 8px; border-left: #999 1px solid; padding-top: 0px; border-bottom: #999 1px solid; -moz-border-radius: 10px">
<div class="amazon-item-image" style="padding-right: 10px; display: block; padding-left: 10px; float: left; padding-bottom: 10px; padding-top: 10px"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167672057/socialtunes-22/ref=nosim"><img title="対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)" style="border-right: medium none; border-top: medium none; display: inline; vertical-align: bottom; border-left: medium none; border-bottom: medium none" alt="対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/416GxMs%2BPUL._SL75_.jpg" /></a></div>
<dl class="amazon-item-info" style="padding-right: 8px; display: block; padding-left: 10px; font-size: 10pt; padding-bottom: 0px; margin-left: 10px; line-height: 110%; padding-top: 0px"><dt class="amazon-item-name" style="display: block; margin-bottom: 5px; line-height: 120%"><a title="対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)" target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167672057/socialtunes-22/ref=nosim">対岸の彼女 (文春文庫 か 32-5)</a></dt><dd>
<ul class="amazon-item-info-list" style="padding-left: 0px; line-height: 120%; list-style-type: none">
    <li>発売元: 文藝春秋</li>
    <li>価格: ￥ 540</li>
    <li>発売日: 2007/10</li>
</ul>
</dd></dl>
<p class="amazon-item-footer" style="clear: left; padding-right: 10px; padding-left: 10px; font-size: x-small; padding-bottom: 4px; line-height: 100%; padding-top: 4px; background-color: #f0f0f0; text-align: right">posted with <a href="http://socialtunes.net">Socialtunes</a> at 2008/10/13<br />
&nbsp;</p>
</div>
読んだ。とうとう。<br />
角田さんは大のお気に入り。と言う割にずっと呼んでこなかった対岸の彼女。<br />
読んだ。とうとう読んだのだ。<br />
<br />
<br />
読後感、なんでこんなにも表現出来ないのだろうと純粋に思った。<br />
私が感じたのは一体、何だったのだろう。<br />
喜怒哀楽では区別する事の出来ない、もっと遠い感情。<br />
読んでいる途中で、何度か涙を零した。<br />
葵とナナコがバイトをするシーン辺りから。<br />
ぶっきらぼうだけど優しいペンションのおばさんが自分の生い立ちを告白する、まさにそこから、ナナコが帰りたくないというところまで。<br />
とんで、女子高生２人の、２人だけの生活を描きだし、ついには２人心中するシーン。<br />
そして、葵とナナコの再会。<br />
等等。他にも所々で私は泣いた。<br />
唯、その理由が一体なんであるのかは全く分からなかった。<br />
似たような悩みを抱いていた事をきっかけに、女子高生とおばさんが打ち融けたことへの焦燥。<br />
女子高生とは思えない生活と、その最後にあった心中、そのことに対する悲しみ。<br />
あるいは葵とナナコとの再会への安堵。<br />
どれもある。しかし、現在で私が感じたのはそれよりも、葵やナナコに対する、共感だったように思える。<br />
考えて見るといくつも胸打つシーン、心を動かされたシーンがあったのにも関わらず、私は小夜子の話に泣いた記憶はない。<br />
言うまでもないが、それは小夜子の話より葵の過去の話の方が読んでいて、&quot;良い&quot;というわけではない。<br />
唯、葵やナナコの持つ感情の方が小夜子のそれより私に近しく感じられる。今の私には平凡でありきたりとも言える主婦よりは、友達と手を繋ぎ心中した女子高生の方が現実的に思えるのだ。<br />
<br />
しかし、これらの思いは読後感とはまた違う。<br />
葵とナナコの話は何故なら過去の話であるからだ。<br />
現在はそこにない。現在あるのは葵はそのころとは全く異なった人物へなっていること。もう１人の主人公でありまるで昔の葵のような主婦、小夜子が葵の会社に入社したこと。それらが現在なのである。<br />
<br />
この本のレビューを見ると多くに、リアル・現実的といった言葉が飛び交う。実際私もそう思ったし、そう思っている。さしてなにも起こらないというのまた事実である。<br />
しかし、何も起こらない本なんて果たしてあるのだろうか。あったとしてそれは読者を動かせるのだろうか。まして、華々しい賞を受賞するだろうか。<br />
見えないけれど、些細かもしれないけれど、確実になにか起こっている。<br />
そしてこの本において、起こった&quot;何か&quot;とは間違いなく小夜子の心の変化だ。<br />
１回目読んだ2008年年10月現在、私は主婦じゃない。というか結婚さえできる歳じゃない。けれど、小夜子の感情に対し、確かに&quot;分かる&quot;と感じた。仕事をはじめ、どんどん変わっていく自分自身、そして同じように変わるあかり。―そんなことを私も同じように感じた。<br />
進んだと思ったら後退したり、そんなことを繰り返し、試行錯誤する姿が何と言うか―<br />
<br />
この小夜子の話、小夜子に対する感情の方が、もしかして読後感には近いんじゃないかと思う。<br />
唯それは、葵の過去という土台の上に成り立っている。<br />
ラストの、小夜子のかすかだが確かな炎。<br />
悲しみと痛みの上の小さな微か過ぎるけれどはっきりした意志。<br />
時間軸と正負が混じり合うなかに感じたのはそのようなものだったのかもしれない。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
終わったと見せかけてさらに行きますよ。<br />
さらに。（笑）<br />
でもその前に、一休み、一休み。<br /><br /><a href="https://hallelujha.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E6%84%9F%E6%83%B3/%E5%AF%BE%E5%B2%B8%E3%81%AE%E5%BD%BC%E5%A5%B3" target="_blank">つづきはこちら</a>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>zuzu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>hallelujha.blog.shinobi.jp://entry/14</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://hallelujha.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E6%84%9F%E6%83%B3/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%82%82%E6%97%85%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B" />
    <published>2008-08-02T17:03:17+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T17:03:17+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>いつも旅のなか</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<div class="amazon-item-box" style="display: block; padding: 0; border: 1px solid  #999; margin: 8px;  -moz-border-radius: 10px;"><div class="amazon-item-image" style="display: block; padding: 10px; float: left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043726066/socialtunes-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41N7ylISeOL._SL75_.jpg" alt="いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))" title="いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))" style="border: none; display: inline; vertical-align: bottom;" /></a></div><dl class="amazon-item-info" style="display: block; margin-left: 10px; padding: 0 8px 0 10px; font-size: 10pt; line-height: 110%;"><dt class="amazon-item-name" style="display: block; margin-bottom: 5px; line-height: 120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043726066/socialtunes-22/ref=nosim" target="_blank" title="いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))">いつも旅のなか (角川文庫 (か39-6))</a></dt><dd><ul class="amazon-item-info-list" style="list-style-type: none; padding-left: 0px; line-height: 120%;"><li>発売元: 角川グループパブリッシング</li><li>価格: ￥ 540</li><li>発売日: 2008/05/24</li></ul></dd></dl><p class="amazon-item-footer" style="clear: left; text-align: right; font-size: x-small; padding: 4px 10px 4px 10px; line-height: 100%; background-color: #f0f0f0;">posted with <a href="http://socialtunes.net">Socialtunes</a> at 2008/09/27<br /></p></div>

エッセイをこんなに素晴らしくかける人は、他にいないんじゃないかとさえ思う。<br />
というか、エッセイは読まない。エッセイで、読もうと思い、なおかつ買おうと思うのはおそらく、清少納言と角田光代だけなのではないか、と思う。<br />
<br />
さて。<br />
待ってました。角田さんのエッセイ。そして今回は私の大好きな、&quot;角田さんの旅&quot;<br />
<br />
角田さんの生み出す世界って、色が凄く溢れている気がする。<br />
多くの屋台の１つ１つの商品の色、アジアンテイストな服、多種多様な色が混ざり合って出来た様な明るさ、派手さ、言ってしまうとけばけばしい。<br />
極彩色、というやつかもしれない。<br />
<br />
そして、その世界、その色を作り出しているのは、角田さんの旅経験だと思う。<br />
角田さんの世界の根底には、やっぱりどう考えても、&quot;角田さんの旅&quot;がある。<br />
<br />
今ではもう、私が角田さんの本を読み込んでいくうちに、そういう性格になったのか、元々そういう性格だったのか定かではないが、角田さんの旅は、私の迷子趣味に似ている気がする。<br />
私と一緒にするのは非常に申し訳ないのだが。<br />
角田さんの名誉のために。角田さん迷子になっているというわけでは決してない。<br />
旅のしかた。彼女の旅のしかたが、どうも私の&quot;迷子趣味&quot;に似ている気がするのだ。<br />
<br />
<br />
元々、迷子趣味の気があった私を、完全にそういう趣味にしたのは今思うと角田さんの世界観だ。<br />
本当にちっちゃい時は迷子に動じた。<br />
しかし、小学校も高学年になってきた頃、私は迷子に動じなくなった。そこから私は迷子趣味へ入っていくのである。<br />
私は、自他共に認める―正直自分では未だ認めきれないところもあるのだけれど―方向音痴である。<br />
ある場所に行こうとしても、何時もと同じ道を通らなければ絶対にいけない。<br />
違うところから行っては、「ここどこー！」と叫ぶ羽目になる。一時、そんな事を毎週のように繰り返している時期があった。そうして繰り返すうちに気付いた。<br />
「迷子になっても、帰ってこれる。必ず知っているところにつく。」<br />
私は迷子に対して恐怖も覚えない、単なる能天気な阿呆となったのである。<br />
そのうち、私は敢えて知らない道を通るように成った。<br />
知らない道を通ると、家から車で行けば３０分もかからないところでも、まるで別の場所、別の国に来たみたいな錯覚を味わえた。<br />
<br />
<br />
知らない道だろうがなんだろうが、自分が行きたいと思ったらそっちへ行く。<br />
知らないと感じたら、楽しそうと感じたら、思ったままに其方へ行く。<br />
私はそうやって過<br />
ごした。<br />
<br />
<br />
そして最近。<br />
何時ものように、&quot;帰れなくなる&quot;なんて微塵も考えず、何時ものように自由気ままに迷子になり、そしてとうとう、気付いたときには自分の良く知るところから結構離れたとこりにいた。しかし、そのときは何時もと違って、確かお昼前だったので家に帰らなければ成らない、と縛られるものがあった。<br />
流石に焦った。徒歩だし。幾ら何でもここはわからなすぎる。<br />
ふらふらと歩き、ふと眼に留まったのは駅だった。<br />
<br />
JR線の切符を買って、自分の知る街へ帰る。迷子になってとうとう電車に乗るのは初めてだった。<br />
まあ、とはいっても駅１つ分。２００円もしない程度の距離なのだけれど。<br />
<br />
<br />
その時以来、私は&quot;迷子趣味&quot;のことを、まず、&quot;旅&quot;と言う。<br />
それは何も電車に乗ったから、旅なのではなく、私を変えるから旅なのだ。<br />
<br />
あの、殆ど無人駅に近い、改札が常に開きっぱなしの駅。<br />
地元の人としか思えない人達がいっぱい集っている中、システムが理解できずあたふたしていた私は、訝しげな眼で眺められた。<br />
あのときの、緊張、は私を成長させた。<br />
<br />
<br />
角田さんの旅も、そんな感じなのだ。<br />
行きたいところに行って、思うままに足を進めている。そんな気がする。<br />
角田さんの旅は made of&nbsp; 100%角田光代　なんだと感じる。<br />
彼女が感じた事を、本を通じて理解する事は出来る。けれど見る事は出来ない。しかししかし、感じる事は出来るのだ。正確には、感じ取ること。<br />
<br />
そして角田さんの旅から感じ取れるのは間違えなく人間の生の薫りだ。<br />
生命の息吹と力強さ、今私の居る日本国とは明らかに違うシンプルさと、しかし似ている人間の感情。<br />
それは&quot;角田さんの旅&quot;だから生み出すことの出来るものなのかも、と私は思う。<br />
角田さんの旅は、トクベツだ！<br />
<br />
そう、そのトクベツを惜しげもなくふんだんに盛り込んだのが、<br />
『いつも旅のなか』　なのである。<br />
本からは、先ほど述べた、生の薫りがぷんぷん漂う。<br />
<br />
<br />
身体で感じることも出来る。<br />
脳で考えることも出来る。<br />
もしかして世界観をも変える。<br />
<br />
<br />
生の香りのする&quot;角田さんの旅&quot;を、どう捉えるかは読み手次第。<br />
しかし、１つ言えるのは、きっと旅をしたくなるだろう、ということだ。私のように。<br />
<br />
感じるままに行く、旅をしたくなるのだ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>zuzu</name>
        </author>
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    <id>hallelujha.blog.shinobi.jp://entry/13</id>
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    <published>2008-08-02T15:39:40+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:39:40+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>月魚</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<div class="amazon-item-box" style="display: block; padding: 0; border: 1px solid  #999; margin: 8px;  -moz-border-radius: 10px;"><div class="amazon-item-image" style="display: block; padding: 10px; float: left;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043736029/socialtunes-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41G2ETZGKCL._SL75_.jpg" alt="月魚 (角川文庫)" title="月魚 (角川文庫)" style="border: none; display: inline; vertical-align: bottom;" /></a></div><dl class="amazon-item-info" style="display: block; margin-left: 10px; padding: 0 8px 0 10px; font-size: 10pt; line-height: 110%;"><dt class="amazon-item-name" style="display: block; margin-bottom: 5px; line-height: 120%;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043736029/socialtunes-22/ref=nosim" target="_blank" title="月魚 (角川文庫)">月魚 (角川文庫)</a></dt><dd><ul class="amazon-item-info-list" style="list-style-type: none; padding-left: 0px; line-height: 120%;"><li>発売元: 角川書店</li><li>価格: ￥ 540</li><li>発売日: 2004/05</li></ul></dd></dl><p class="amazon-item-footer" style="clear: left; text-align: right; font-size: x-small; padding: 4px 10px 4px 10px; line-height: 100%; background-color: #f0f0f0;">posted with <a href="http://socialtunes.net">Socialtunes</a> at 2008/09/27<br /></p></div>

読書感想って、本好きでも意外に面倒くさい。（え。）<br />
（とか言って、私も今まで何度か本の感想このブログに書き散らしたけど。）<br />
けれど、いままで書いたのは、完全に長い文章を書く練習だったのが結構多かった。<br />
今回は違う。<br />
<br />
今までで殆どない、「この本は感想を書かなきゃいけない」という意識を持たされた。<br />
（ちなみに今まででそう感じたのはもう何回言ったかわからない野中ともそ『宇宙でいちばんあかるい屋根』）<br />
<br />
<br />
はてさて。<br />
今回の本は三浦しをん『月魚』<br />
どうだろう。今回のは結構、「あ」　という感じの本なのでは？<br />
月魚も有名だろうし、何より著者が言わずと知れた三浦しをん。<br />
周りの人に聞けば、少なくとも、「読んだ本はなくても名前は知っている。」と言われるだろう。（少なくとも。）<br />
<br />
文庫しか買えないので、私が買ったのは、角川文庫からのもの。<br />
今年の「夏の100冊」の中の1冊だ。私は中学生になってから、この各文庫による夏の100冊を買い漁るのが好きだった。まあ、その魅力はまた別の機会に。<br />
何はともあれ、私はこの『月魚』にある程度目をつけていた。<br />
（伊坂幸太郎『グラスホッパー』を読んで、角田さんの本1冊読んで、『いちご同盟』を読んで、おっと家にある、『麻薬書簡』も読まないと。その次に&hellip;ええと『枕草子』とどっち先に買おうかなー？　程度。）<br />
しかしながら、優柔不断な私は本屋に行き、いざ買うぞと言うときになって、<br />
「そうえいば、『絵のない絵本』も読みたい。」<br />
「角田さんならどれにすればいいんだ！」<br />
「『グラスホッパー』より『無重力ピエロ』がいいかなあ。」<br />
等等と言い、急にどれを買えばいいか迷い始めた。<br />
<br />
結局。迷ったときの癖。どれでもないものを選ぶ。<br />
<br />
<br />
&hellip;こんな数々の名作のなかから（正直言ってたまたま）選ばれた『月魚』。<br />
しかし私はこの本を読み終えた後、「ああ何て自分は失礼な事を。」と思うのである。<br />
<br />
<br />
<br />
中々本題に入れないのだが、私はどうしても言いたい事がある。<br />
本を選ぶとき、大抵は裏表紙や、夏の100冊のパンフのあらすじ（？）を読んで選んでいる。<br />
月魚もそうだ。しかし。<br />
全然、違った。それを読んで想像しているのと、全く違った。<br />
それを書いた方の名誉の為に言っておくが、そのあらすじは間違っていない。その通りである。<br />
本を読み、要約したらそうなる。間違っていない。<br />
しかし、違ったのだ。<br />
<br />
具体的に何が違うかと言うと、何とも表現しきれない。<br />
けれど、それでも言葉にするならば、もっと具体的な話だと思った。<br />
ごめんなさい。自分の語彙の少なさで、何だか不思議な表現になってしまった。<br />
ええと。<br />
こうある。「&hellip;ある夏の午後起きた事件によって、2人の関係は大きく変わっていき&hellip;。」<br />
私はこれで、運命的に、ロマンティックに、刹那的に関係が変わると思った。<br />
転校、親同士のいがみ合い、喧嘩、犯罪、死―<br />
（ありがちな、と思わないで欲しい。）<br />
改めて自分が思っていた物をあげてみて分かった。私がイメージしていたものは、つまり、別れ別れ、離れ離れになるということだ。それも、しょうがなく、「他動的」―という前提で。<br />
<br />
蓋を開けてみれば、違った。<br />
別れ別れ、まあそう言うことにも確かになっていた。けれど私が想像していたのとは全然規模が違う。<br />
別れ別れと言うより、実際には敬遠、というものだ。<br />
そして何より、「離れた」行為は2人が望まずとも、「自動的」であった。<br />
<br />
<br />
さて&hellip;そろそろ本格的に書こうかと思う。<br />
が、私にも読んでいる方にも少し休憩が必要だ。此処らへんで一区切り。<br /><br /><a href="https://hallelujha.blog.shinobi.jp/%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E6%84%9F%E6%83%B3/%E6%9C%88%E9%AD%9A" target="_blank">つづきはこちら</a>]]> 
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    <author>
            <name>zuzu</name>
        </author>
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    <id>hallelujha.blog.shinobi.jp://entry/12</id>
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    <published>2008-08-02T15:38:23+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:38:23+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>ピアニッシシモ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ピアニッシシモ。ピアニッシモよりさらに小さい音。<br />
<br />
帯の言葉。<br />
『いちばん弱い音が、いちばん強く心に響く』<br />
まさにその通り。そしてこの題名は素晴らしい。<br />
<br />
主人公松葉は隣人の弾くピアノの音色が大好きだった。<br />
一人で寂しいときも、悲しいときも、どんなときにだって慰めてくれたピアノの音色。<br />
松葉は、いつもピアニッシシモのような弱さで、でもしっかりと心に響く旋律に癒されていた。<br />
しかし、隣人の引越しとともにそのピアノは誰かの元へ譲られていたのだった。<br />
<br />
その新しい持ち主である家を松葉は訪ねる。<br />
そこで出会う、紗英との友情を書いた物語が、ピアニッシシモ。<br />
<br />
紗英は本当にピアノが上手く、そんな才能を持つ紗英に、松葉は惹かれていく。<br />
紗英と一緒に居るだけで世界が変わって見える―。<br />
しかし、紗英は少し変化を遂げる。<br />
たまたま出会った、ムゲンという人物に紗英は恋をする。<br />
ムゲンは運命の人だと信じ、家出をしてまでムゲンに会いに行く紗英。<br />
<br />
紗英は、自分を束縛するものから逃れようとしているようだった。<br />
ムゲンを心から愛しているのではなく、ただ逃れたい、そんな気持ちが働いているようだった。<br />
<br />
松葉は松葉で、家に自分の話をまともに聞いてくれる人がいないという孤独感で壊れそうになっていた。<br />
誰も私の話を聞いてくれない、という思いが松葉の心に闇を作っていっているようだった。<br />
<br />
様々な複雑な出来事のもと、真の友情というものを手に入れることの出来た２人。<br />
ソフトな文章で綺麗に物語がかかれている。細部の細部まで。<br />
綺麗な書き口がもう絶妙な余韻を残すピアニッシシモ！すごくよかった。]]> 
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            <name>zuzu</name>
        </author>
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    <published>2008-08-02T15:37:44+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:37:44+09:00</updated> 
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    <title>でりばりぃAge</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[でりば！でりばりぃAge。<br />
梨屋アリエ作品はこれを楽しみに取っておき、空色の地図を読んだ。<br />
そしてでりばりぃAgeに入った。<br />
<br />
これはちょっと&hellip;！！<br />
１４歳、現在の私に近い年齢である真名子。その真名子の心理状態に、凄く私は近いものを感じた。<br />
テスト中に見えたシーツを自分を助けるための帆船と思うあたり。<br />
<br />
そのシーツがあった家に居たローニンセイ（後に、真名子は大学生と知る）と出会うことから本当の話がはじまる。<br />
思春期で複雑な感情を持つ真名子は、ローニンセイと触れ合うことで、その感情の正体を知り、それをどうにかしようと考える。<br />
しかし、悩みは尽きないもので、友情、親子の間など様々な感情が真名子を渦巻く。<br />
そこにローニンセイが触れることで少しずつではあるが、真名子は癒されていく。<br />
<br />
やっぱり、アリエさんはすごい。<br />
どうしてこんなにも真名子が私に似ているのか。もう驚いた。<br />
思春期の複雑な感情を浮き彫りにするアリエさん。すごすぎる。<br />
<br />
この本を弾みに、アリエさんワールドへ私は入っていくのであった！]]> 
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            <name>zuzu</name>
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    <published>2008-08-02T15:37:10+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:37:10+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>空色の地図</title>
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      <![CDATA[梨屋アリエ作品の出会いはちょっと小話がある。<br />
<br />
吹奏楽部の大会に出た日です。吹奏楽、なので自校の演奏が終わった後とか、審査とか、小編成の部、とかいろいろと暇な時間がある。<br />
それを考えた友達が、本を持っていたんです。そう、それが、「でりばりぃAge」！<br />
ええ、空色の地図ではないんです。<br />
そして、その友達の本を（勝手に）少し、読んだところ、すっかり虜になってしまったのです。しかし、本はその友達が借りているので&hellip;！<br />
図書館に行って別の本、そう「空色の地図」を借りた！<br />
<br />
では、空色の地図について。<br />
<br />
空色の地図。<br />
思春期、友達との関係に悩んでいる初音の元に、昔の自分からの手紙が届いた！何故今更？そして思い当たるのは、一夏だけ一緒に過ごした、泣き虫美凪。そして、初音は美凪に会いたい、と思い連絡をする。そしてそれからが大変な物語！！ <br />
<br />
この本で気に入ったのは単刀直入に言うと、人物設定。<br />
初音と美凪の昔の性格、そして現在の性格。<br />
特に、美凪の昔と今のギャップが良かった。<br />
それに、昔の自分が出した手紙という設定も良かった。<br />
<br />
うーむ。話の後のほうは、ちょっと&hellip;だったかもしれない。<br />
はじめのほうが良かったかな。<br />
最後の締は良かったと思うけれど。でりばりぃAge読んで期待したけれど。これは、そんなじゃなかったかなあ。<br />
でりばりぃAge読まないと！<br />
<br />
やっぱり、人物設定に惚れる私でした。]]> 
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            <name>zuzu</name>
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    <published>2008-08-02T15:36:15+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:36:15+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>図書館の神様</title>
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      <![CDATA[図書館の神様ー。何でだろう、毎度のごとくだが瀬尾さんの本は直に読み終わる。<br />
やはりそれだけおもしろい、というか集中力高く読めるということなのか。<br />
<br />
主人公は清。清が高校生のとき、同じバレー部員の子が自殺してしまった。その原因は、清が厳しくした所為だと、周りから思われ、清の心に深く影を宿す。すっかりバレーボールをしなくなった清だが、大人になり、バレーが恋しくなる。結局、バレー部の顧問になるために講師になった。しかし、部員が１人しか居ない文芸部の顧問にあてられてしまった。名前は垣内君。<br />
<br />
清は奥さんの居る浅見さんと付き合っている。その浅見さんとの関係も物語りに深くかかわっているのだが。<br />
<br />
バレー部の顧問になれなかった清は当初、文芸部、そして国語教師をを&ldquo;かったるい&rdquo;という意識で思っていた。清は全く文学に興味もなかったからだ。<br />
しかし、そんな清と文学少年の垣内君との会話。そして先生と生徒という立場の２人の会話。それがこの本の魅力。そしてもう１つ。この物語は確かに青春物語。そう、青春物語なのだけれどちょっと違う。正直飽きちゃうものなのだ。けれどこれは&ldquo;先生&rdquo;という視点で書かれている。それがとても新鮮！　青春物語特有の&ldquo;飽き&rdquo;というものがないのにもかかわらず、青春を書いている。とても綺麗だ。<br />
<br />
<br />
また、主人公の性格がとても私は気に入った。「やるからにはしっかりやる」というモットーのようなものが清には染み付いていると思う。それがとても清清しい。<br />
文芸部の存続についての会議で、ドロップアウトや間に合わせという言葉が飛び交い、それに対し清は怒り、「１日だって同じことをしてません。（中略）体育会系のクラブこそ存続を考えたらどうでしょう」というすごいことを言う。最初はやる気のなかった清も、やはり段々文芸部に愛着がわき、こんなことを言うようになった―。それがまたなんとも凄い。そして朝練をしよう！という清の考えもすごい。<br />
<br />
余談だが私も文化部（吹奏楽部）で、部員数はかなり少ない部活動なので、こういう話は実感を持って迫ってきてしまう。ただ主張するが、人数が少なくても活発な活動を行っている！！<br />
まあ、それは置いておこう・・・。<br />
<br />
本当は清の弟や恋人の浅見さんも重要な物語ではあるが、やはり垣内君と清のシーンが私の中ではベストでした。]]> 
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    <published>2008-08-02T15:35:29+09:00</published> 
    <updated>2008-08-02T15:35:29+09:00</updated> 
    <category term="読書感想" label="読書感想" />
    <title>天国はまだ遠く</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[天国はまだ遠く。書店で見つけて初めて瀬尾さんの本を購入ー。 <br />
<br />
23歳の保険会社に勤務していた千鶴。しかし、仕事も人間関係もちっとも上手くいかず、自殺を試みようと、兎に角北へ、北へ、山奥へ&hellip;。と、本当に山奥まで来た千鶴。民宿で自殺を試みようと考え、その舞台に選ばれたのが民宿たむら。<br />
しかし、自殺は失敗。さらに民宿たむらの田村さん（笑）やこその集落に触れ合うたびに死にたいという気持ちが薄れていった。そして千鶴は長いこと田村さんに御世話になることに&hellip;。<br />
<br />
結局千鶴が居たのは1ヶ月にもならなかったんだけど。いやそれでも2週間くらい民宿に居るなんて。<br />
<br />
<br />
取りあえず、読んでびっくり。驚き。<br />
兎に角最初に幸福な食卓を読んだとき、瀬尾さんは少し暗めの物語を描く人なんだなあ&hellip;。なんて、思っていたし、温室デイズも少しその気があったのでこんな物語をかくんだなあ&hellip;と。<br />
確かに、自殺。というテーマで始まり思い感じかと思ったのだけれど全然違った。<br />
千鶴が、田村さんや集落の人々の温かさに癒されていく、という感じで。<br />
<br />
最後のシーン、凄くお気に入り。<br />
ここは私の居るべきところではない、と思ってちゃんと自分の生活に戻ろうと千鶴が決心をする場面。<br />
<br />
「私が帰るのって、田村さん、悲しいですか？」と聞いたときの千鶴はなんとも素敵だった。確かに千鶴はもう少し、あそこに居たら、みんなに受け入れてもらえるようになったし、存在する意味もきっと分かっただろう。けれど、それではダメなのだという決心、そして最後に田村さんに気持ちを聞く気持ち。ああ新鮮だなあ。<br />
<br />
文章がすっきりしていて読みやすいし良い感じだった。最近結構飾り気のある文章を多く読んでいた気がするので、このタイミングで読めてよかった。<br />
最後、集落から出て行くときの切ない感じが素敵だった。<br />
悩んでいるときにこれを読めばきっと救われるに違いない。<br />]]> 
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            <name>zuzu</name>
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